最終更新日:2026年9月29日 8:43 PM
LINEヤフーは2026年9月28日、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」を2026年12月4日(金)をもって終了すると発表した。
Yahoo!きっずは1997年11月にサービスを開始。子どもたちが安心してインターネットを利用できる検索サービスとしてスタートし、調べものや学習、ゲームなど、子ども向けのさまざまなコンテンツを提供してきた。サービス開始から約29年にわたり、多くのユーザーに利用されてきたことになる。
今回のサービス終了についてLINEヤフーは、子どもたちを取り巻くデジタル環境が大きく変化したことを理由として挙げている。
現在はGIGAスクール構想による1人1台端末に加え、スマートフォン、SNS、メッセンジャー、動画視聴・配信、生成AIなど、子どもたちがインターネットを利用する場面が大きく広がっている。
それに伴い、必要とされる支援も「安全に検索・閲覧できる環境」の提供だけではなく、情報リテラシー教育やネットトラブル対策、生成AIを適切に利用するための支援など、多様化しているという。
LINEヤフーは、こうした環境の変化を踏まえて今後の支援のあり方を検討した結果、「Yahoo!きっず」のサービス終了を決定したとしている。
12月3日までは利用可能
Yahoo!きっずは2026年12月3日まで通常通り利用できる予定。サービス終了日の翌日となる12月4日に終了する。
また、2026年11月には、これまでのYahoo!きっずの歴史や思い出を振り返る特別ページが公開される予定だという。
なお、ポータルサイトとしてのYahoo!きっずは終了するものの、LINEヤフーは今後も子どもたちを対象とした情報モラル・デジタルリテラシー教育の支援、ネットトラブル対策、学校・自治体・保護者との連携などを継続・強化するとしている。
1997年に始まったYahoo!きっずは、インターネットが今ほど身近ではなかった時代から、子どもたちの「調べたい」「知りたい」を支えてきたサービスだった。
今回の終了は、ひとつのウェブサービスが役目を終えるというだけでなく、子どもたちのインターネット利用そのものが大きく変化したことを象徴する出来事ともいえそうだ。
編集部コメント
Yahoo!きっずの終了は、長年利用してきた世代にとっては驚きのニュースではないでしょうか。
検索で調べものをしたり、ゲームで遊んだり、タイピングに挑戦したり――。Yahoo!きっずには、子どものころのインターネットの思い出が詰まっている人も多いはずです。
一方で、現在の子どもたちのネット環境は、スマートフォンやSNS、動画、生成AIなど、1990年代とは大きく変わりました。29年間続いたYahoo!きっずの終了は寂しいものですが、「子どもとインターネットの関係が次の時代へ移っていく」ことを感じさせるニュースでもあります。
サービス終了まで残された期間は約2か月。思い出のある人は、最後にもう一度Yahoo!きっずを訪れてみてはいかがでしょうか。
ソース
- LINEヤフー「Yahoo!きっず」サービス終了のお知らせ
- Yahoo!きっず「Yahoo!きっずサービス終了のお知らせ」
- 1997年のYahoo!きっず提供開始時の公式資料
- LINEヤフー「Yahoo!きっず」関連プレスリリース









