最終更新日:2026年9月30日 11:49 AM
Googleは、生成AIサービス「Gemini」で提供しているカスタム指示機能「Gem(Gems)」について、2026年11月から「スキル(Skills)」へ移行すると案内しています。
Gemは、ユーザーが用途に合わせて指示を設定し、特定の作業に適したGeminiを作成できる機能です。文章作成や計画、学習など、目的に合わせたカスタマイズに利用できます。
11月から「スキル」へ移行
Googleの公式ヘルプによると、個人のGoogleアカウントでは2026年11月からGemのサポートが終了します。
Googleは、既存のGemをスキルとして自動的に再作成すると説明しています。そのため、ユーザーが作成したGemを一から作り直す必要はありません。
また、Googleは2026年11月17日からGemのスキルへの移行を開始するとGeminiアプリ内で案内しています。移行が始まるまでは、これまで通りGemを利用できます。
スキルでは何が変わる?
スキルは、Gemと同じように再利用可能なカスタム指示として利用できます。
Geminiのチャット画面では「/」に続けてスキル名を入力することで呼び出せます。
さらに、Googleによると、Geminiが現在の質問にスキルが関連すると判断した場合、自動的にスキルを適用することもできます。
複数のスキルを1つのチャットで組み合わせて利用することも可能です。
例えば、自分の文章スタイルを適用するスキルや、会議の議題を作成するスキルなどを作成できます。
一部のGem機能には非対応
既存のGemはスキルへ自動的に移行されますが、Googleによると、スキルはGemで利用できたすべての機能に対応しているわけではありません。
現時点では、動画作成、音楽作成、Canvas、Deep Research、Guided Learningなど、一部のGemini機能はスキルでは利用できないとされています。
また、Gemに知識ファイルを追加している場合、Googleは移行前にファイルをダウンロードしておくよう案内しています。
アカウントによって終了時期が異なる
Gemのサポート終了時期は、利用しているアカウントによって異なります。
個人のGoogleアカウントでは2026年11月、Workspaceのビジネス・エンタープライズ・非営利団体向けアカウントでは2027年3月、Workspaceの教育機関向けアカウントでは2027年6月にGemのサポートが終了する予定です。
Googleは今後、スキルの利用範囲を仕事用や教育用アカウントにも拡大するとしています。
編集部コメント
Geminiで自分専用の設定を作って利用していたユーザーにとって、今回の変更は確認しておきたいポイントです。
既存のGemはスキルへ自動的に移行されるため、11月の移行に合わせてすべてを作り直す必要はありません。
ただし、スキルではGemの一部機能が利用できないため、特殊な機能や知識ファイルを利用している場合は、移行前に確認しておくとよさそうです。
今後は「Gemを開いて使う」という従来の形から、チャット内でスキルを呼び出したり、Geminiが関連するスキルを適用したりする形へ変わっていきます。
情報元・参考資料
Google Gemini Apps Help
「About the transition from Gems to skills」
Google公式ヘルプ
ITmedia
「Geminiの『Gem』廃止へ、11月17日から『スキル』へ刷新」
ITmediaの記事
Impress Watch
「グーグル、Geminiのカスタムアプリ『Gem』を11月で終了 Skillへ移行」
Impress Watch









