最終更新日:2025年11月24日 11:34 PM
2015年9月に発売され、一世を風靡したiPhone 6s。その発売から10年以上が経過した2025年11月現在、果たしてこの名機はまだ日常使いに耐えうるのでしょうか?最新の情報を基に、iPhone 6sの現状と実用性について深く掘り下げていきます。
iPhone 6sの現状:OSとセキュリティの壁
iOSサポートの終焉と深刻なセキュリティリスク
iPhone 6sは、iOS 15が最終サポートバージョンであり、2025年11月現在、Appleからのセキュリティアップデートは完全に終了しています。これは、新たな脆弱性が発見されても修正されることがなく、個人情報漏洩やマルウェア感染のリスクが極めて高い状態にあることを意味します。インターネットに接続して利用するスマートフォンにとって、セキュリティアップデートの停止は致命的な問題と言わざるを得ません。
実用性の限界:アプリと性能
主要アプリの互換性問題
OSサポートの終了に伴い、多くの主要アプリがiPhone 6sでは正常に動作しないか、そもそもインストールすらできない状況です。特に、銀行アプリ、決済アプリ、SNSアプリ、最新のゲームなどは、iOS 16以降を必須とするものが増えており、iPhone 6sでの利用は非常に困難です。たとえインストールできたとしても、動作が極端に重く、フリーズやクラッシュが頻発するでしょう。
パフォーマンスとバッテリー寿命
iPhone 6sに搭載されているA9チップは、当時の最先端でしたが、現代のアプリやウェブサイトの要求スペックには到底及びません。複数のアプリを同時に開いたり、少し複雑な処理を行うだけで、動作は著しく遅くなります。また、発売から10年以上が経過しているため、バッテリーも劣化しきっていることがほとんどです。充電の持ちが悪く、ピークパフォーマンスも低下しているため、快適な利用は望めません。
それでも使い続けるなら?限定的な用途とリスク
Wi-Fi環境下での限定利用
iPhone 6sをどうしても使い続けたい場合、その用途は極めて限定的になります。具体的には、Wi-Fi環境下でのオフラインで保存した音楽や動画の再生、目覚まし時計、古いゲームアプリの利用などです。インターネットに接続して個人情報を扱うような利用は、セキュリティリスクを考慮すると推奨できません。
メインのスマートフォンとして利用することは、セキュリティ面、実用性、そして精神衛生上も非常に困難です。愛着があるのは理解できますが、現代のデジタルライフにおいて、iPhone 6sはもはや現役を退いていると考えるべきでしょう。
編集部コメント
iPhone 6sが発売されてから10年以上が経過した2025年11月、このデバイスを日常のメイン機として使い続けることは、もはや現実的ではありません。特に、セキュリティアップデートが完全に終了している点は、個人情報保護の観点から看過できない重大なリスクです。愛着やコストの制約があるかもしれませんが、安全で快適なデジタルライフを送るためには、セキュリティサポートが継続している新しいデバイスへの移行を強く推奨します。古いデバイスを使い続けることの代償は、想像以上に大きい可能性があります。
■主な情報ソース
・Appleサポート: iOSのセキュリティコンテンツについて
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
・スマホ修理王: 「古いiPhoneを使い続けるリスク」に関する記事
・セキュマガ: 「アプリの利用状況とOSサポート」に関するコラム
https://www.lrm.jp/security_magazine/os_update/
・Apple Japan公式サイト: iPhoneのモデル比較ページ(最新モデルと旧モデルの性能差)
https://www.apple.com/jp/iphone/compare/









