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Xの新機能でアカウント所在地が確認可能に|偽アカウント対策とプライバシー懸念

最終更新日:2025年11月25日 11:48 PM

はじめに

X(旧Twitter)は最近、新しい透明性機能「このアカウントについて(About this account)」を一部ユーザーのプロフィールに導入し始めた。この機能ではアカウントの拠点(居住国または地域)、アカウント作成日、ユーザー名の変更履歴、どこからアプリにアクセスしているか(どの国のApp Storeかなど)といった情報を表示できるようになる。偽アカウントやボットの識別を支援し、プラットフォーム上の信頼性を高める目的の取り組みだ。

機能の詳細と仕組み

  • 表示内容
    「このアカウントについて」には、以下のような情報が見られる。
    • アカウント作成日
    • アカウント所在地(国または広域地域)
    • ユーザー名変更回数と最終変更時期
    • 接続元(App Store や Google Play 経由か/どの国のストアか)
  • 所在地の表示方式
    • 所在地は「国名(例:Japan)」として表示されるのがデフォルト。
    • ただし、プライバシーや安全性を考慮して、国ではなく「地域(大陸レベル)」を表示するオプションもある。
    • この切り替えは、設定 → プライバシーと安全 → このアカウントについて から可能。
  • VPNユーザーへの警告
    • 将来的には、VPNやプロキシ経由で接続しているアカウントに対して警告を出す機能もテストされている。
    • つまり、所在地情報の信頼性を担保するための透明性ツールとして機能させたい狙いがある。

利用者・プライバシーへの影響と懸念

  • プライバシーリスク
    所在地情報を公開することで、VPNを使っている人や海外在住者(またはそれを名乗っている人)にとってプライバシー懸念が強くなる。
  • 誤表示の可能性
    所在地はIPやアクセス元から推定される可能性があるため、必ずしも「本人が物理的に住んでいる場所」と一致しない。設定と技術的なズレが出るケースも。
  • プライバシー設定
    表示を拒否もできるが、その拒否行為自体が「所在地を隠している」と見られる可能性もある。
  • 偽アカウント対策には有効だが万能ではない
    所在地は一つの判断材料になり得るが、それだけでアカウントの信頼性を完全に保証するわけではない。

ユーザーの反応・議論(Redditなどより)

  • 一部ユーザーは、「ユーザーの国が表示されたのは公平な透明性だ」と評価。
  • 一方で、「VPNを使ったら所在地が正確ではない」と懸念する声も。
  • 表示を広域地域(大陸)に切り替える方法を共有するユーザーもおり、プライバシーの調整が重要とされている。
  • VTuberや海外在住ユーザーからは、「旅先や宿泊地が見えてしまう不安がある」との声。

考察:なぜ今この機能を出してきたか

  • 偽アカウント・ボット・スパムの増加に対して、「発信元を透明化することで信頼性を担保したい」という狙いが強い。
  • 情報操作や国際的な影響力のあるアカウントを可視化することで、プラットフォームの健全性を高めようとしている。
  • 一方で、プライバシーと透明性のバランスをどう取るかは難しい課題であり、今後も議論が続きそう。

編集部コメント

Xの「アカウント所在地表示」機能は、信頼性向上を目的とした非常に重要な一歩。ただし、すべてのユーザーにとって安心な機能とは言い切れず、プライバシー面で不安を感じる人も少なくない。特にVPNを使っている人や海外在住者は、表示設定をよく確認し、どこまで公開するかを自分で選ぶ必要がある。
今後、透明性とプライバシーのバランスを取るために、Xがどのような調整や改善をしていくかには注目したい。

■ 参考情報

X、「アカウント所在地」表示を開始 接続元の国・地域を確認:https://news.yahoo.co.jp/articles/a1019a363784a6839e2faeb2f033bb9bcb621c67

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