最終更新日:2025年11月25日 11:28 PM
韓国ガールズグループ aespa(エスパ) の中国人メンバー、ニンニン(Ningning) が、2022年にファン向けアプリで投稿した「きのこ雲型ランプ」の写真が、2025年11月の NHK紅白歌合戦初出場発表 を契機に再び注目を集めている。過去の軽い投稿が歴史的敏感問題につながるとして、日本国内で反対署名が急速に拡大中だ。
背景と論点
きのこ雲ランプの投稿
2022年5月頃、ニンニンはファン向けメッセージアプリ「Bubble」にて、「I bought a pretty light… how is it?(かわいいライト買ったよ、どう思う?)」というコメントとともに、きのこ雲を連想させるランプの写真を投稿。
このランプはテーブルトップ型で、光の色や明るさの設定が可能という。
一部ネットユーザーからは、「原子爆弾のきのこ雲を意識したデザインではないか」との指摘が出ている。
紅白出場発表を契機に炎上
2025年11月、aespa の紅白歌合戦出演が発表されると、この過去投稿が X(旧 Twitter)上などで急速に拡散。
日本国内では「#aespa原爆ランプ」「#aespaの紅白出場取消を求めます」といったハッシュタグも登場し、オンライン署名サイトで 10万件以上 の賛同が集まっていると報じられている。
ただし、最初の報道段階では 5万件超え の署名とも報じられており、賛同数はメディアごとに数字に幅がある。
NHK/事務所の対応
NHK広報局はこの問題について「所属事務所に意図を確認したところ、原爆被害を軽視する意図はなかったとの説明を受けている」とコメント。
そのため、NHKは現時点で 出演取り消しは見送る方針を示している。
一方で、ニンニン本人からの明確なコメントや謝罪は公表されていない模様。
歴史認識・象徴性の問題
「きのこ雲」は日本にとって広島・長崎の原爆被害を想起させる非常にセンシティブなシンボル。
出演を発表した紅白歌合戦が “戦後80年” の節目という年であることも、署名活動や批判を強める要因となっている。
週刊女性PRIMEなどでは、紅白の司会者に被爆地出身者がいるということも指摘され、「歴史的文脈を無視できない」との声がある。
今後の焦点とリスク
NHKおよびSMエンタ側の対応
今後、正式な釈明や謝罪の有無が注目される。特に紅白という公共性の高い舞台を前にして、これ以上の燃料(追加投稿やコメント)はリスクとなる。
世論の二極化
日本側では強い批判がある一方、韓国や中国のファンの間では「単なるデザインを誤解している」「大げさな反応だ」と反論する声も。 歴史認識とエンタメの境界線をめぐる議論がさらに広がる可能性。
出演取り消しの可能性
もし署名がさらに拡大し、NHKが世論の重圧を受ければ、出演見直し・取り消し要求が強まるシナリオも排除できない。ただし現時点ではNHKは取り消さない方針。
アーティストとファンへの影響
この炎上はニンニン個人への批判だけでなく、aespa全体へのイメージダメージにつながる可能性もある。ファン離れやパフォーマンスへのプレッシャーになるかもしれない。
編集部コメント
aespaの紅白初出場という大きなニュースと重なって、過去の軽い投稿が再燃した今回の論争は、歴史認識と若手アーティストの発信責任を改めて問うものであり、単なる炎上以上の意味合いがある。特に被爆国日本において「きのこ雲」に対する感受性は非常に高く、公共放送の舞台という性質を考えると深刻な問題だ。
一方で、悪意があったのか、それとも単純にデザインの”かわいさ”を評価しただけなのかは不明瞭。アーティスト側/事務所側から明確な説明が出なければ、納得感のある対話にはつながらない。
■ 参考情報
Yahooニュース – aespa中国人メンバーの“きのこ雲”投稿に揺れる紅白、“原爆の記憶”語り継ぐ〈綾瀬はるかが応援〉の複雑胸中
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2eedcb726276c7020171906c5f8a50bd1a5de7a









